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コピーライター的、戯言目録。

福岡拠点のコピーライター・プランナーです。日々の仕事で得た色んな手法をまとめています。

10,000人以上が来場する食の展示会を運営して見えた、人だかりを作る出展社の3つの共通点。

販売促進 イベント展示会での振る舞い方

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正業はコピーライターですが、色んなご縁をいただき、九州の食EXPOという、大型食の展示会の実行委員をしております。



立ち位置は広報。たまにコピーライティング。3月20日と21日、実行委員として催事に関わりました。



今年で2回目、出展者数は206。21日は一般開放ということもあり、およそ10,000人ほどの方にご来場いただけたようです。



さて、本題ですが、その206社の中で「あ
ここの展示の仕方うまいな」「ここのアピールの仕方やるなぁ」なんてところを幾つか見つけました。



競合に埋もれない、来場者の好奇心と食欲を刺激する、かついやらしくない、そんな企画になると最高ですよね。



共通点1.高さを最大限に活用している。




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うまく人だかりを作っていた出展者さんの中で共通していたことは、高さ軸を使った展示がお上手という点です。食の催事等の場合、基本会場側が用意するのは三方をぐるっと囲むパネルと会議机くらい。



その会議机の上に商品を陳列するとなると、ちょうど股間あたりに商品が置かれることになります。もちろんそれでもいいかもしれませんが、より訴求力を高めるために視線の高さ±50センチの範囲内で主力商品を見せつけると良いようです。



物自体をその高さに陳列する必要はありません。たとえば、商品の写真が入ったポップやのぼりで代用するのもいいでしょう。動画を流しているところもありました。



我々人間は本能的に動くものに目がいきます。ある種の防衛本能です。認知心理学の授業で習いました。両隣に並ぶ出展社をうまく出し抜くことができるかもしれません。



共通点2.「お客さんは何も知らない前提」で訴求している。



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うまく行列を作っていた店舗の二つ目の共通点として、わかりやすさと意外性が共存していたというところがあげられます。



たとえば、こだわりの製法で育てた美味しいエノキダケ!で勝負するのと、生で食べられるエノキ茸??とでは、どちらが興味をそそられるでしょうか?ぼくの場合は後者です。なぜならエノキを生で食うことなんてないし、生の味がどうしても気になるからです、生だけに。



さらにどんなスープにもポンと入れるだけで美容健康増進が見込まれる(らしい)エノキの煮こごりでつくったゼリーなんて側に置いてあったらたまりませんよね。



その他にも、まるでティファニーのケースのようなスタイリッシュなパッケージに砂糖を使わないチョコレートなんてコピーの効いた商品も並んでいました、もちろんお客さんもたくさん並んでいました。



共通点3.こどもを釣る。




言い方は下品ですが、特にファミリー層の来場が多いイベントにおすすめの手法、必殺お子様釣り。



こどもが言えば親はそれに従います。外食に行く時そうですよね、居酒屋でしこたま酒を浴びたいパパより、ファミレスでハンバーグ食べたい子の方が優先されたり。



親から子への教育のベクトルとら矛盾していますが、これはまぎれもない事実です。そして、それでうまく人だかりを作っていた自治体さんもあります。この自治体さんの勝ち要因は二つです。



1.子供ウケする着ぐるみ投入


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2.こどもが並ぶ魚釣りプレゼントゲーム導入



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どエライ行列作ってました。完全に勝ちです。魚釣りで特産品プレゼントしたとしても、それは微々たる広告費用みたいなもんで、コスパで考えるとかなり◎な評価になるでしょう。ただ、ブース一つ分以上確実にスペースとってたので、そのあたりの折衝は必要になるかもですが。



[一つのブースに並ぶ来場者]
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あとがき。


参考になるかならないかわかりませんが、ぼくの感じた所感をまとめます。


1.高さ軸を活用して展示
2.わかりやすく、かつ意外性、インパクトのあるコピー、ポップで顧客の目を引く
3.ガキを射止めればもうそれで大勝利


ってなところですね。


もともと大学時代大手の代理店さんでディレクターとしてバイト?してたので、こういう催事にはたくさんたくさん足を運ばさせていただきました。



「もっとこうやれば売れるのに」「もっとこう出せば注目度高まるのに」



今になってようやく、この辺りの手法について具体的に提示できて、かつ一定の効果出せるようになってきたと思っています。



展示会や催事は来場者のテンションも高いですし、場のライブ感と温度が実感できていいですよね(^ω^)