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コピーライター的、戯言目録。

福岡拠点のコピーライター・プランナーです。日々の仕事で得た色んな手法をまとめています。

レスポンスが取れるチラシを作るための基本的な3つのルール。

チラシの作り方 販売促進

こんばんは、福岡のコピーライター田中です。先日からブログのアクセスが好調なため、調子に乗って連投してみようと思います。

今回の記事では、レスポンスが取れるチラシを作る基本的な3つのルールと題して、ポスティング、折り込み、DMなどを発行する際に最低限押さえておきたいポイントを3つ紹介していきます。

反応が取れるチラシを作るための3つのポイント

  1. ファーストビューは(キャッチコピー、デザインなど)は適切か
  2. 配布部数、時期、エリア、媒体は適切か
  3. 特典(オファー)は適切か


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ポイント1.わかりやすい、意外性がある、面白いコピーになっているか?


チラシを作る際、ほとんどの場合キャッチコピーやボディコピーなどが入るはずです。


ここで押さえておきたいのは、キャッチコピーを作る際、クリエイティブを重視し過ぎず、あくまでコンバージョン(問い合わせ・申し込みなど)を果たすためにどういった機能を持たせるかという点を熟考するということです。


キャッチコピーと聞くとたちまち、お洒落でトンチの効いたコピーをいきなり書こうとする人がいます。


コピーライティングに必要なのは文学的な素養でもなく言葉の色気でもなく、マーケティングや消費者の購買心理に合わせたロジカルなテクニックです。


そのテクニックは修練と実践と検証の繰り返しで必ず上達します。傑作コピーは作れなくとも、売り上げを上げる、新規を増やすためのコピーはだれにでも書けるものなのです。


コピーの書き方にはそれはもう多種多様なレシビがあります。その中から、チラシに最適な方法を選んでコピーを書くだけのこと。


今回のように、広告費を割いて半強制的にユーザーの日常生活に入り込むチラシの場合、以下の2点に気をつけてコピーを書くようにしましょう。

1-1.チラシを見て2秒でユーザーにとってのメリットがわかる作りになっている。


仕事が休みで、夕方前から街にでもお出かけするOLの生活を想像してみてください。


前日は華金。居酒屋とバー2軒を飲み歩き、朝は10時過ぎにしか目が覚めないでしょう。


朝起きたらまずトイレに行くか、それともベッドに置いてあるスマホをイジイジするか。先にトイレに行くとしましょう。寝室を出て玄関近くのトイレに向かいます。用を足し終えてドアポストを見ると、地域雑誌とチラシ数枚と封筒が2通。OLさんはおもむろにドアポストに手を伸ばすはずです。

感覚の鋭い人は、この時点でOLさんの生活レベルを推測するかもしれません。ドアポストに直接DMが届く物件です。つまりは、コーポタイプの賃貸か戸建か。こういう感覚とても大事だと思います。


...はいっ!ここで、ようやく投函したチラシがユーザーの目に触れることになります。封筒が2通、地域新聞が1つ、チラシが2枚。

このとき、ほとんどの人がチラシなんか捨てる前提でそいつを手に取ります。捨てられる前提ですから、よっぽどその人の気にとまるようなファースビューがないといけません。


奇抜なデザインの場合、0コンマ数秒、チラシを手に取る時間(以下「支配時間」と表現)を伸ばすことができるかもしれません。ただ、デザインは強制力を持ちません。やんわりと「このチラシがこんなものだよ」というニュアンスを伝えてくれます。


dieki03.hateblo.jp



ここに、強制力を持つテキスト、つまりキャッチコピーがズドンと入ってくるわけです。


一生懸命作ったチラシ、全部見てもらえるなんて思ったら大間違い。ポストに投函され、新聞に折り込まれ、数秒のうちにチリ紙と化します。


ぼくはチラシを手に取ってもらって2秒でユーザーにとってのメリットやチラシの意外性、特異性、異質性などを出すよう意識してキャッチコピーを書くように心がけています。


ダイレクトに関係するわけではありませんが、コピーライティング関連の手法についてはいくつか別記事でまとめているのでそちらをご参照ください。


dieki03.hateblo.jp
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1-2.訳の分からない当選キャンペーンなどは逆効果。


美容室などの失客対策のDMで見かける、謎の「当選しました!」といった類のキャッチコピー。

応募してねえよ、そもそも何のキャンペーンだよ、ハッタリだろ?また来店してもらうための。

何かしらの理由があってその美容室に行かなくなったのに、上から目線でそっち都合で勝手にでっち上げた「キャンペーンに当選しました!!」が効くとでもお考えなのでしょうか?なかなかあっぱれな感性の持ち主だと思います。

おそらく、大した実力のないマーケターなり集客コンサルタントのセミナーなんかで聞いてそれをそのまま実行しているんでしょう。

そしてそのDMの頻度はきっと「3のルール」にのっとっているはずです。

三日後、三週間後、三ヶ月後…他の業者も同じことやってますよ、バカの1つ覚えみたいに…。



お店に不満があって来なくなったお客さん→またきてほしいからなにかしら対策しないと→普通に特典設けるだけだったら意味ないかな→そうだ、キャンペーンに当たったことにして割引サービスをつけよう!それだったらまた来てくれるでしょ!→いきません(・ω<)

それだったら素直に「謝罪キャンペーン」とか「最後のチャンスを下さい!」みたいに書いてくれたほうが可愛げがあって愛着が湧きます。
※あくまで僕の場合です


特典と掛けあわせたキャッチコピーには確かに大きな攻撃力があります。
しかしながら、その設定を間違えるとむしろ逆効果になってしまうリスクが有るということを覚えておくべきだと思います。


2.配布部数、タイミング、エリア選定などは適切か?



ここも意外と見落としがち。なんとなく「あのあたりの地域は富裕層が多そうだから配っておこう」とか「土曜日曜の方がゆっくりとチラシ見てもらえるだろう」とか「金曜日は別のチラシ折込も多いから避けておこう」とか考える事あるかと思います。

その読みは本当にあっているのでしょうか?自分の感覚やこういった広告のプロでない従業員さんたちで考える。悪いことではありませんが、そこに数的な根拠はありますでしょうか?

どのエリアにどれくらいの世代の人がどれくらいの割合生活している。
どのエリアの地価はいくらだから、どういった世代層が生活いるか予想できる。
あのエリアのマンションの平均賃料はこれこれこれくらいだから…

などと、論理的な根拠が必要になります。ソレに対して手を抜けば抜くほど、レスポンスは悪くなります。


配布部数、タイミング、エリア選定をしっかりと計画して実行するだけでも、ポスティングや折込の効果は大きく上がります。


3.特典(オファー)は適切か?



来店動機を高めるために、オファーを用意するケースも多いはずです。チラシ持参の方は10%オフとか、初めてのお客様に限り無料体験可能とか、なにかしらのプレゼント用意とか、その他にもたくさん。

このオファー、ないよりはあるほうが確実にいいです。僕もチラシを作る際、なるべく用意してもらうようにクライアントに交渉します。
でも、ありゃいいってものでもありません。何のチラシを作るかと、そのチラシにしっかりと合っている特典を用意することが非常に重要です。

新規開店する高級レストランが、先着500人に向けて無料でイタリアンのフルコースを用意する。
↑これくらい強烈なオファーを設ければ、レスポンス率は余裕で5%を超えるでしょう。

初任給40万、祝い金100万、ボーナス8ヶ月分、年間休日160日。
↑これだけ用意すればどんな職場でも求人応募は殺到するでしょう


でもまあなかなか難しい話ですよね。なので、お店や企業としての妥協点と、お客さんがこのオファーを魅力的に感じてくれるであろうぎりぎりの境界線。
その辺りを狙っていく必要があります。


ちなみに無料オファーを用意したチラシの場合、ほとんどのユーザーが「来店時に回数券の購入や、継続契約を勧めてくるだろうな」と予想しています。
この辺りのメンタルブロックに対する処置も必要になってくるはずです。まあそこは僕は専門外なのでなんとも言いません。



あとがき。



長々と書きましたが、ポスティングや折込、DMなど、アナログ系の広告って最近Webに押され気味ですが、だからこそちゃんとしたチラシを用意できると大きな効果が期待できると思っています。というより、その効果を最近実感しています。


公開しない約束にしているのでコチラでは上げられませんが、先日まで有効期限を作っていた新規開業の飲食店チラシがレスポンス率1.82%、美容室の失客対策のDM(ハガキ)に至っては再来店率5.2%と大きな数字を上げることに成功しました。


万が一にでも、ぼくにチラシ制作を任せていみたいと思っている人がいましたら、事業用のホームページ問い合わせフォームよりご連絡ください。

デザインまとめても受けられますし、コピーだけ、コピーと企画構成だけなどもフレキシブルに対応します。

お問い合わせ | 異彩|福岡市のコピーライティング・広報PR代行・ウェブサイト制作


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最後に、今まで読んで一番参考になったコピーライティング関連の著書を上げて〆ます。

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それでは。

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