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コピーライター的、戯言目録。

福岡拠点のコピーライター・プランナーです。日々の仕事で得た色んな手法をまとめています。

勝手にミッション。変わった大根の名前を考えよう。

コピーの書き方


八女市星野村で収穫された大根です。やや辛味が強く、おろしにして食べると美味しかったです。

なぜ、こんないびつな形になったかというと、岩盤のある地形をそのまま活かして栽培をするから、というのが主な原因。なるほど、本来まっすぐ伸びるはずの大根が、堅い岩盤に突き当たり横に割れて成長してしまったが故の産物、というわけですね。納得納得。

さて、一応コピーライターの端くれとして、こういう面白い商品見つけるとネーミングについて考えることがあります。正直なところあまりまだネーミング得意というわけではないのですが、幾つか考えてみたいと思います。


ミッション。いびつな大根にネームをつけよ。

だれがどうみてもそのいびつなフォルムが特徴のこの大根。毎月、福岡市中央区薬院で開催されている星野てん市という産直イベントで見つけました。特別なネームは設定されておらず、見ての通りの表記。


【ご覧の通り表記名は「大根」】

いきなりネーム推敲には入りません。まず特徴であったり、お客さんが買う理由になりそうなことであったりを考えます。

■特徴

形にフォーカス
-エイリアンみたい
-本来一本伸びの大根が割れている
-生き物チック
-案外でかい重い(2kgくらいあります)
-色は割と普通の大根

味にフォーカス
-少し辛味が強い
-たくあんや漬物にすると美味しいらしい

ストーリーにフォーカス
-福岡県八女市星野村産(お茶の産地)
-4年前豪雨被害に遭っている(復興の意味合い)
-有機栽培

価格・流通にフォーカス
-150円(や、安い...)
-他ではほとんど手に入らない
-生産量に限りがある
-八女市星野村でもなかなか手に入らない


などなど、いろんな切り口で商品を分解していきます。


■購買要素

「形が面白いから買ってみよう」
「とりあえずSNSに投稿するネタとして面白そうだから買ってみよう」
星野村産の安全そうな大根だし面白そうだから買ってみよう」
星野村の復興に貢献するために買ってみよう」
「有機野菜を探していたから買ってみよう」
「大きいし安いから買ってみよう」

まだまだたくさん理由はあるかもですが、これくらいはすんなり出てきそうです。


X+Yの足し算型でネームを考えてみる。


ネーミングの常套手段として、二つ以上の名詞、形容詞、動詞などを組み合わせて一つのネームを作る足し算型の方法があります。折角なので実践してみましょう。


上記の要素を幾つか選抜して、XとYにあたる項目を書き出します。XもYも任意で用意してる記号ですので深い意味はありません。

例えば

X=名詞
大根、だいこん、ダイコン、エイリアン、モンスター、宇宙人、人型、八女、星野村、星、ヒトデ、星型、スター、くらげ、ラディッシュ(←だいこんの英訳)
※出てきた項目を連想ゲーム風に増やします

Y=形容詞、動詞など
いびつ、アメーバ、白い、多足、またわれ、二足、歩く、てくてく、


じゃあ無作為に足していきましょう。

X、Yをアットランダムに足し算

八女くらげ
てくてく大根
星野多足だいこん
星野白くらげ
くらげダイコン
エイリアンラディッシュ
星野またわれだいこん◀︎お気に入り
ホワイトスター
スターだいこん


みたいな感じです。


個人的にお気に入りの「星野またわれだいこん」が150円で売られているとしたら「大根」よりは少し手が届きやすくなるかもしれません。

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