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コピーライター的、戯言目録。

福岡拠点のコピーライター・プランナーです。日々の仕事で得た色んな手法をまとめています。

コピーもデザインも商品だろ。売上、利益に応じてインセンティブが入るクリエイティブの提案。

コピーの書き方 大変だけど営業活動 フリーランスのもがき方

商品のパッケージデザインやキャッチコピーを納品した経験のあるデザインナー、コピーライターのみなさん。その商品の売り上げや利益に合わせて慢性的に報酬が入ってくるとしたら、それはこの上ないですよね。簡単に言うとロイヤリティー収入になります。ただ、そんな案件ほとんどない。



一つ例をあげます。今回新しく缶コーヒーを製造販売することになったとしましょう。



パッケージデザインを担当したデザイナーさんには50万円の報酬が、商品名とキャッチコピーを作ったコピーライターには10万円の報酬が入ったとします。


初月売り上げ、CMプロモーションが爆発的にヒットし、1,000万円を達成したとします。デザイナーとコピーライターにインセンティブはありません。


翌月売り上げ、なんと海外にも多く商品が認知され2億の売り上げを達成します。コーヒーの原料を卸す会社、缶を卸す会社、デザインを乗せる会社は売れた個数の分だけ儲かります。デザイナーとコピーライターにインセンティブはありません。



ふと思うことですが、その商品のネーム、デザイン、キャッチコピーが変わるとしたら、それは商品自体が変わることと同義ではないでしょうか?



たくさんある缶コーヒーの中から、果たしてどれくらいの人が「味オンリー」で商品を選ぶでしょう。BOSSとUCCブラックとを味利きできる人は少数かもしれません。



つまりはデザインとコピーも商品を司る素材であるという訴えです。



流通とキャッチコピーの値付け。




ぼくの今のところの最高値は、8文字のキャッチコピーで40万円です。こちらから提示したものではありませんが、いただけるとのことでしたので甘んじていただきました。



それ以外のところで言えば数万円のものもありますし、チラシ制作の料金に込み込みにしていることもあります。



フリーランスのコピーライターとして、このキャッチコピーの値付けの部分、非常に悩んでいるところでもあります。一つの指標として流通は考えていますがなかなか明確に数値化できない。



だったら、そのコピーが機能した時に応じて報酬をいただけまいかと、売り上げや利益の一部を、缶をつくるメーカー、コーヒー豆を卸す会社のように流通量に応じてインセンティブをもらえないかと。



当然イニシャルでいただく費用は安くします。場合によっては無料ということもあるでしょう。この場合、回収のリスクと何を持って成果とするかという部分、非常にセンシティブな内容になります。



何もせずに案件もらえるっていう立場にいませんので、自分が作るコピーと報酬交渉というやつはかなり密接な関係にあります。まだハッキリとした答えは見つかっていませんが、いろんな提案として駒は用意しておこうと思います。



あとがき。



どれくらいの人がいるかはわかりませんが、駆け出しのコピーライターさんってどんな風に値付けしてるんですかね?我ながらとても気になります。



ちなみにこのインセンティブ的(ロイヤリティーに近い)な報酬形態で一つの事業が進んでいます。会社を立ち上げ、世界各国相手に立ち回るビッグビジネスです。先日もその一端で大阪と奈良に出張へ出かけました。

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大きな仕事に関わってしっかりその分の対価を得る。基本的なことですが、このあたり徹底していかないといけません。