読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

コピーライター的、戯言目録。

福岡拠点のコピーライター・プランナーです。日々の仕事で得た色んな手法をまとめています。

北九州市若松区風アレンジ 昔話 桃太郎。

クソ駄文

でたん昔、若戸大橋の近くにおじいさんとおばあさんが住んでいました。

おじいさんは高塔山へ決闘に、おばあさんは洞海湾へ襟足を染めに行きました。


おばあさんがエタノールで襟足を染めていると、戸畑渡船側から、どんぶらこどんぶらこ、と、グレネードランチャー(RGB)が流れてきました。

「また抗争か?」と、おばあさんは東田のポイントで買ったスピナーベイトでRGBを豪快に釣り上げ、家に持ち帰りました。

おじいさんとおばあさんがRGBに榴弾を装填しようとしたとき、射出口の先から、襟足がやたらと長いキラキラのキティちゃんのスリッパを履いた赤ん坊が「※きさんくらすぞちゃ、きさんくらすぞちゃ」と元気な産声をあげながら飛び出てきました。
※きさんくらすぞちゃ=貴様ぶん殴るぞの北九弁 。「同居する」の意味ではありません。

「これはきっと◯◯組の三代目が寄越したブツに違いない」

飛び道具を持っていなかったおじいさんとおばあさんは、目の前の赤ん坊に見向きもせず、破壊力抜群のグレネードランチャーに大喜びです。

ふたりは、RGBから飛び出てきた赤ん坊の名を「じごくのもんばん」と名付けました。

じごくのもんばんは、3歳でソリコミを入れ、5歳で改造モンキーに乗りコスモス街道を爆走し、7歳で深夜の黒崎ドンキで激アツな仲間と薄くて軽い絆を結びながら、スクスクと成長しました。


ある日、じごくのもんばんが言いました。
「二島にちゃきーやつがおるけ、ちょっとシメテくるわ」
そして、おばあさんに大小様々なエアガンを自前してもらうと、JR鹿児島本線若松線ワンマン2両列車に乗り、若松駅から二島駅に向かいました。

しばらくすると、藤の木駅で堂々とキセルしてるヤンキーが声をかけてきました。


エセヤンキー:
「なん見よんかちゃ、ってかお前どこ行くんかちゃ」
(訳:なぜこちらを見るんですか?それよりも、あなたはこれからどこに向かうのですか?)

じごくのもんばん:
「二島の連中をシメに、若松のイオンのとこまで行くばい」

エセヤンキー:
「MKおごってくれるならついていっちゃーばい」
(訳:MKレストランをおごってくれるのであれば、お供するのにやぶさかではありません)

じごくのもんばん:
「奢りかちゃw」

こうして、大したガタイもない腰パンのエセヤンキーが仲間になりました。



奥洞海駅に着くと、競艇G1レースで負けたスポーツ新聞を持つおっさんが大きな独り言を言っていました。


おっさん:
「3番のクソが!!最終でマクるとかなんか!!」

じごくのもんばん:
「あのレース1めっちゃ固かったろ?ってか若松競艇の焼き鳥うめぇよね」

おっさん:
「知るか!話かけんなクソガキが!!ボケが!!電車賃よこせ!」

お金のないおっさんは自分より弱そうな腰パンのエセヤンキーから300円を巻き上げ、しばらく暴言を撒き散らしながら車内で迷惑行為を働き続け、競艇場に再入場しました。


二島駅で降りると、うどん角兵衛の跡地らへんに、でたんヤンキーが二人うんこ座りしてました。



でたんヤンキー:
「きさん、、、なん見よぉんかちゃぁぁぁああ!!!!」
(訳:あなた、なにを見ているのですか!)

リアルヤンキーにガチびびりのエセヤンキーは本気で萎えて「今日藪蕎麦で先輩と天ザル食べる予定があったの思い出したけ帰るわ」と見え見えの嘘をついて、その場から逃げ出しました。


元うどん角兵衛と若松イオンは逆方向なので、じごくのもんばんはでたんヤンキー二人をスルーして、単身イオンに乗り込むことにしました。


イオン正面駐車場側から入ってすぐ右にあるパン屋の匂いにつられながら万引きしていると、後ろから近くの高校のサッカー部の補欠っぽいやつが声をかけてきました。



サッカー少年:
「お前なん万引きとかしよんかちゃ、いまとったの出せちゃ」

じごくのもんばん:
「いやなんもとってねぇしwwww
ってか証拠とかあるん?」

サッカー少年:
「ポケット見せろちゃ。マンハッタン盗んだやろうがちゃ」

じごくのもんばん:
「いやいやwwwwwまずお前だれなんwwwwwwうざいけwwwwwキモッwwww」

平成生まれ的な対応でなんとかその場を過ごしたじごくのもんばんは、そそくさとその場を去りました。


じごくのもんばんがイオン二階のビレバンで同人誌を見ていると、学年でトップを張っているであろうヤンキーっぽいやつが特攻の拓をガチ読みしてました。そのヤンキーは、じごくのもんばんが一方的に目の敵にしている輩その人物です。

しかし、ヤンキーのガタイが思いの外イカつかったのと、まさかのパンチパーマ(北九州発祥)だったのとで、じごくのもんばんは当初の目的をないがしろにし、ビレバンでエロ本を買って帰ることにしました。

じごくのもんばんは、同人誌二冊とエロ本5冊とローション1本を恥ずかしそうにレジで買い、市営バスで若松市民会館まで戻り、サンリブを横目に見つつ、徒歩10分ほどかけて渡場の家まで帰りました。

エロ本と同人誌を持ち帰ったじごくのもんばんを見ておじいさんとおばあさんは大いに喜び、市内に散らばる手榴弾を片手間で集めながら、家族三人仲良く末長く幸せに若松で暮らしましたとさ。

おしまい。


(場所や駅は実在しますがもちろん諸々フィクションです。筆者は若松区生まれ若松区育ちで若松が大好きです。22年この地で生活して、ヤンキーに絡まれた経験はたった2回しかありません)

広告を非表示にする